ahamo・LINEMO・povoの違いをチェック!キャリア新プラン迷わず選ぶ!

 ■お得な知識

絶対に乗り換えるべき!キャリア新プランとは

 

2021年3月に大手通信キャリアのドコモ、ソフトバンク、auが格安プラン「ahamo」「LINEMO」「povo」のプランを提供開始しました。それぞれの違いを把握してお得なスマホライフを送りましょう。

 

ドコモ新プラン

「ahamo (アハモ)」

ソフトバンク新プラン

「LINEMO (ラインモ)」

au新プラン

「povo (ポヴォ)」

数年前までは携帯月額料金1万円はあたりまえでした。
そんな中、2015年あたりから月額料金3,000円以下で利用できる格安SIM (MVNO)が普及し始めます。格安SIMとは、大手通信キャリアから通信回線を借り受けて事業を展開することで月額費用を安く抑えた通信サービスのことです。

格安SIMは通信費用が大手キャリアに比べて安い代わりに、データ容量が少なかったり、回線が混む時間帯は通信が極端に遅くなるなどのデメリットもあります。
そのため、一部のユーザーは月額費用が安くても、格安SIMには乗り換えせずに大手キャリアのスマホを契約し続けていたという状況でした。

しかし、2021年3月からサービス開始となった新プランはその様なユーザーも確実に乗り換えるべき圧倒的な内容となっております。

通信データ容量は各プランとも20GBと大容量であり、大手キャリアの通信回線を使用しているため通信速度も格安SIMの様に遅くなりません。そして、最大のメリットが月額料金3,000円以下で契約できるということです。

このタイミングで乗り換えを行わないと毎月5千円以上損すると言っても過言ではありません。是非この記事を参考にすぐに契約準備をしてください!

 

新プランの情報まとめ

新プランが安いのはわかったけど、どこを選べばベストなのかわからない方に向けて情報を一覧にまとめております。
これからサービス開始と同時に各社お得なキャンペーンスタートする可能性もありますが、今回は基本契約情報を元にご紹介させていただきます。

ドコモ
「ahamo」
(アハモ)
ソフトバンク
「LINEMO」
(ラインモ)
au
povo2.0」
(ポヴォ)
月額料金 2,970円(税込) 3GB:990円(税込)
20GB:2,728円(税込)
0円 (税込)
月間データ容量 20GB 3GB/20GB 1GB:390円(税込)/回 (7日間有効)
3GB:990円(税込)/回 (30日間有効)
20GB:2,700円(税込)/回 (30日間有効)
60GB:6,490円(税込)/回 (90日間有効)
150GB:12,980円(税込)/回 (180日間有効)
※基本料金は0円となり希望データ容量を
オプション追加して契約
速度制限(0GB)時 最高1Mbps 3GBプラン:最高300kbps
20GBプラン:最高1Mbps 
最高128kbps
テザリング料金 0円(基本料金込み) 0円(基本料金込み) 0円(基本料金込み)
キャリアメール 提供なし
※ただし現在@docomo.ne.jpの
キャリアメールをご利用中の場合、
ahamoへの持ち運び可能。330円/月
提供なし
※ただし現在@softbank.ne.jp/@yahoo.ne.jp
など、
キャリアメールをご利用中の場合、
LINEMOへの持ち運び可能。3,300円/年
提供なし
※ただし現在@ezweb.ne.jp/@au.comの
キャリアメールをご利用中の場合
povoへの持ち運び可能。330円/月
乗り換え手数料 0円 0円 0円
データチャージ料金 1GBにつき550円(税込) 1GBにつき550円(税込) 1GB:390円(税込)/回 (7日間有効)
3GB:990円(税込)/回 (30日間有効)
20GB:2,700円(税込)/回 (30日間有効)
60GB:6,490円(税込)/回 (90日間有効)
150GB:12,980円(税込)/回 (180日間有効)
通話料金 5分超過後分
30秒につき22円(税込)
30秒につき22円(税込) 30秒につき22円(税込)
国内5分かけ放題 0円(基本料金込み) 550円(税込)/ 月 550円(税込)/ 月
国内かけ放題 1,100円(税込)/ 月 1,650 円(税込)/ 月 1,650 円(税込)/ 月
通信方式 5G/4G(LTE) 5G/4G(LTE) 5G/4G(LTE)
5Gの対応有無 対応 対応 対応
eSIM 対応 対応 対応
申し込み手続き ・WEBサイト
・docomoショップ
(申し込み代行手数料あり)
・WEBサイト
・LINEアプリ
WEBサイト
特徴的なサービス ・国内通話5分間かけ放題込
・海外82の国々で追加料金なし
・5分かけ放題オプション選択制
・LINEがカウントフリー
・LINEスタンプ使い放題 (夏開始)
・5分かけ放題オプション選択制
・月額基本料金は0円
※自分が欲しいサービスだけをトッピング
(オプション購入)して利用1日間データ使い放題
のオプションなどあり
データ使い放題 なし なし
※LINEトーク/LINE通話は使い放題
330円(税込)/24時間
国際ローミング 20GBまで無料 無料オプション(通信費別) 提供予定
端末セット購入 iPhone11
Xperia1ⅡSO-51A
Galaxy S20 5G SC-51A
端末セット販売なし 端末セット販売なし

 

各社の違いを一つづつチェック

3社とも基本的な通信品質やサービス内容はほとんど同じとなっています。各社のサービス内容で異なる部分をチェックして自分に合うサービスを見つけましょう。

※ ▶︎をタッチで詳細確認

月間データ容量

  1ヶ月に利用できるデータ容量のこと。ギガ数とも呼ばれてます。新プランでは各社申し込めるデータ容量プラン内容が異なります。

ahamo 20GB
LINEMO 3GB/20GB
povo 1〜150GB
1GBでどの程度通信できるのか?
Yahoo!トップページ閲覧 メール送受信(300文字程度) YouTube動画(低画質360p) 地図アプリ(現在地検索)
約4,000回 約200,000回 約180分 約1500回
データ速度制限時

  契約データ容量を全てを使用してしまった時は、通信速度が制限されます。通常時は40〜50Mbpsほどの十分な通信速度となりますが、速度制限時は各社速度内容が異なります。

ahamo 最高1Mbps
LINEMO 最高300kbps(3GBプラン)/最高1Mbps (20GBプラン)
povo 最高128kbps

povoは他社に比べて制限時の通信速度が遅く、128kbpsだとインターネット閲覧も難しいレベルです。

キャリアメール

  大手キャリアで契約したときに無料で利用のできる「@docomo.ne.jp」「@softbank.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」などのメールアドレスは提供してもらうことが出来ません。ただ、現在キャリア利用しており「@docomo.ne.jp」「@softbank.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」のメールアドレスを所持しているユーザーの場合は追加費用を支払えば持ち運ぶことが出来ます。

ahamo 提供なし
※ただし現在@docomo.ne.jpのキャリアメールをご利用中の場合、ahamoへの持ち運び可能。330円/月
LINEMO 提供なし
※ただし現在@softbank.ne.jp/@yahoo.ne.jpなど、キャリアメールをご利用中の場合、LINEMOへの持ち運び可能。3,300円/年
povo 提供なし
※ただし現在@ezweb.ne.jp/@au.comのキャリアメールをご利用中の場合povoへの持ち運び可能。330円/月

もしキャリアメールを持ち運ばなくても、今はgoogleが無料提供しているGメール(フリーメール)などを利用することができるため費用を抑えることも可能です。

 

月額料金の比較

月額料金は「ahamo」が2,970円 (税抜価格2,700円 )の1プランに対して、「LINEMO」は3GB/20GBの2プラン、「povo」は基本データ容量0GBにデータ容量を都度追加購入する特徴的なプランとなります。

「ahamo」 「LINEMO」 povo」
月額料金 2,970円(税込) 3GB:990円(税込)
20GB:2,728円(税込)
0円
+1GB:390円(税込)/回 (7日間有効)
+3GB:990円(税込)/回 (30日間有効)
+20GB:2,700円(税込)/回 (30日間有効)
+60GB:6,490円(税込)/回 (90日間有効)
+150GB:12,980円(税込)/回 (180日間有効)

通話料金 5分超過後分
30秒につき22円(税込)
30秒につき22円(税込) 30秒につき22円(税込)
国内5分かけ放題 0円(基本料金込み) 550円(税込)/ 月 550円(税込)/ 月
国内かけ放題 1,100円(税込) 月 1,650 円(税込)/ 月 1,650 円(税込)/ 月

「ahamo」には国内5分間かけ放題が含まれています。「LINEMO」「povo」はオプション契約+550円(税込)で国内5分かけ放題を付けることができますが、国内かけ放題プランも「ahamo」の方が安くなっています。

そのため、頻繁に電話をする人の場合は「ahamo」の方が安くなります。

比較ポイント

★データ容量20GBの場合で、国内5分かけ放題をつけた場合

「ahamo」は2,970円(税込) ※基本料金に5分かけ放題込み

「LINEMO」は3,278円(税込) 

「povo」は3,250円(税込) 

 

★データ容量20GBの場合で、国内かけ放題オプションをつけた場合

「ahamo」は4,070円(税込)

「LINEMO」は4,378円(税込)

「povo」は4,350円(税込)

 

かけ放題を利用を予定している人なら、「ahamo」の方が年間で約3,600円以上お得となるのでお勧めです。

電話をほとんど利用しない人には、「LINEMO」「povo」をお勧めします。

 

国際ローミングの比較

各社の新プランは、ドコモ、ソフトバンク、KDDI回線と同じ通信エリア・品質でネットワークを利用できます。

そのため、月額料金が安くても通信速度が遅くなったり、通話品質が悪いという心配もありません。格安SIM(MVNO)と比べて、混雑時でも通信速度が低下しにくいのは非常に大きなメリットです。
ほとんどの

「ahamo」 「LINEMO」 povo
速度制限時 最高1Mbps 最高300kbps(3GBプラン)/最高1Mbps (20GBプラン) 最高128kbps
通信方式 5G/4G(LTE) 5G/4G(LTE) 4G(LTE)
5Gの対応有無 対応 対応 対応
国際ローミング 20GB まで無料 無料オプション(通信費別) 提供予定

ただ、通信面では「ahamo」「LINEMO」の方が「povo」よりも優れています。

「ahamo」「LINEMO」はサービス開始時点から5Gに対応しているのですが、「povo」は夏以降に対応予定となっています。しかも、「povo」は海外でインターネットを利用する際に必要となる国際ローミングに未対応となっています。

比較ポイント

「ahamo」「LINEMO」は5G対応済み

「povo」は夏ごろまで対応不可。

ただし、5Gは限定エリアでのみ提供となり、5G対応端末が必要となります。そこまで速度にこだわらない人は妥協もあり。

 

国際ローミング有無に関しては、海外旅行によく行く人は必須だと思います。
この点は「ahamo」と「LINEMO」に軍配が上がります。※特に「ahamo」が優勢

独自サービス面での比較

月額費用や、通信速度などは全てのユーザーが重要視する部分ですが。ここからは、人によって価値の異なる独自サービス面での比較をしてみましょう。

ドコモ
「ahamo」
(アハモ)
ソフトバンク
「LINEMO」
(ラインモ)
au
povo」
(ポヴォ)
申し込み手続き docomoショップ(申し込み代行手数料あり)・WEBサイト LINEアプリ・WEBサイト WEBサイト
特徴的なサービス 海外82の国々で追加料金なし 5分かけ放題オプション選択制
LINEがカウントフリー
LINEスタンプ使い放題 (夏開始)
5分かけ放題オプション選択制
24時間データ使い放題プランあり
データ使い放題 なし なし
※LINEトーク/LINE通話は使い放題
330円(税込)/24時間
eSIM  対応  対応 対応
eSIMの選択肢メリット

eSIMとは、本来携帯で通信を利用するときに差し込むSIMカードが無く、デジタル化されたものとなります。情報をスマホ内で書き換えることで通信できるようにする仕組みが特徴です。

通常のSIMカード利用の場合、契約後にキャリアから受け取ったSIMカードを受けとって差し込んでから初期設定を行いますが、これに対してeSIMは、申し込みをWEB上で行った後、メールでeSIM情報がおくられてくるのですぐに設定が可能です。

ただデメリットもあります。SIMカードの場合、機種変更をするときにSIMカードを古いスマホから新しいスマホに挿し替えるだけで完了しますが。eSIMの場合は、古いスマホからeSIM情報をアンインストールしたあとで、新しいスマホに情報を移す必要があります。そのため、この様な作業に苦手意識のある人や、詳しくない人はSIMカードで契約してしまうのがお勧めです。

 

申し込み手続きについて

今までキャリアの携帯契約をしていた方は、携帯ショップ窓口で申し込んでいたケースが多いかと思います。ただし、新プランの「ahamo」「LINEMO」「povo」は携帯ショップ窓口での契約は基本的に行われていないため、WEB上での申し込みをする必要があります。
WEB申し込みに慣れている方にとっては携帯ショップに行かずに申し込めるメリットとなりますが、インターネットに不慣れな人の場合はハードルとなりそうです。

ただahamoの契約希望の場合は、docomoショップで手数料を支払えば契約代行作業や契約後の作業サポートを行ってくれるので利用してみるのも良いかもしれません。

 

特徴的な独自サービスの比較

基本的なサービスは3プランとも似た様な内容ではありますが、各社が打ち出してきた独自サービスを見てみましょう。

ユーザーによっては、選ぶ上で最も重要なポイントです。

「ahamo」 「LINEMO」 povo」
特徴的なサービス 海外82の国々で追加料金なし 5分かけ放題オプション選択制
LINEがカウントフリー
LINEスタンプ使い放題 (夏開始)
・5分かけ放題オプション選択制
・月額基本料金は0円
※自分が欲しいサービスだけをトッピング(オプション購入)して利用1日間データ使い放題のオプションなどあり

 

「ahamo」海外82の国々で追加料金なしのサービスを打ち出しています。

「LINEMO」も国際データローミングオプション無料となりますが、LINEMOの国際データローミングオプション無料は海外での通信ができるだけで海外使用したデータ量に応じて追加料金が必要となります。その反面「ahamo」は海外でデータ通信を行ったとしてもデータ容量20GB以内であれば追加料金は不要となるため、海外旅行に行く際にわざわざ空港でポケットWi-Fiの契約などせずとも海外でインターネット利用が可能です。

 

「LINEMO」LINEカウントフリー&LINEスタンプ使い放題 です。

いまやスマホにダウンロードしていない人はいないくらい普及している「LINE」ですが、LINEで利用する通信はデータ消費なしで利用することが出来ます。LINE通話(LINEビデオ通話)も無制限利用可能となるため、毎日LINEで電話をする人にとっては非常にメリットのあるサービスです。

また、LINEスタンプ使い放題は若い世代の方にとって嬉しい内容ではないでしょうか。LINEのクリエイターズスタンプが使い放題となります。

 

「povo」月額基本料金は0円となります。

決まったデータ容量に応じて月額料金が設定されていることが一般的ですが、「povo」の場合は契約データ容量は0GBで月額基本料金も0円となります。ユーザーがその時に必要なデータ容量をオプションとして追加購入することでデータ通信利用することが出来ます。データ容量をオプションで購入しない場合でも一応データ通信はできるのはメリットですが速度が128kbpsと非常に遅いためインターネット閲覧も難しい速度です。ただ0円で電話番号がゲットできるため、利用方法によっては他にはないプランとなります。

 

★総まとめ★

「ahamo」は電話を頻繁に行う人や、海外行く予定のあるユーザーにお勧めです。また、他社に比べてシンプルでわかりやすいことは嬉しい点です。電話かけ放題が欲しいというビジネスマン層にオススメなプランだと思います。
「ahamo」の詳細を見る

 

「LINEMO」は独自のLINEサービスでの特典が魅力的です。そのため、頻繁にLINEを利用したりスタンプをよく使うユーザーにオススメです。
親御様が中高生や、学生をお子様に持たせるスマホプランとして相性の良いプランだと思います。
「LINEMO」の詳細を見る

 

「povo」の月額基本料金0円はメリットとなり、他社とは異なる利用方法があるかもしれません。

ただ、データ容量がなくなるたびにオプション購入することは手間だと感じるユーザーもいるかもしれないため注意が必要です。
そのため、特別な利用を予定しているユーザーにオススメとなるプランだと思います。
「povo」の詳細を見る

 

今後キャンペーンやプラン変更などによって評価は変わる可能性がありますが、今乗換えなければ、ズルズルと高い月額料金を払い続けることになりますよ!

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