不幸についての名言・格言

 ■世界の名言

不幸とは

“それ自体の不幸なんてない。自ら不幸と思うから不幸になるのだ。”
《アルツィバーシェフ「サーニン」》

“人生は学校である。そこでは幸福よりも不幸のほうがよい教師である。”
《フリーチェ 「チェーホフ研究」》

“不幸は幸福のうえに立ち、幸福は不幸のうえに横たわる。”
《老子》

“気の小さい馬を見たことがあるか。しょげかえった小鳥を見たことがあるか。馬や小鳥が不幸にならないのは、仲間にいい格好を見せないからである。”
《カーネギー》

“明日、何をすべきかわからぬ人は不幸である。”
《ゴーリキー》

“「今が最悪の状態」と言える間は、まだ最悪の状態ではない。”
《シュエークスピア》

“人は、自分が幸福であるだけでは満足しない。他人が不幸でなければ気が済まないのだ。”
《ルナール「日記」》

“どのような不幸に際しても、何よりも強い慰めとは、自分よりもっと不幸な他の人たちを見ることによって得られる。”
《ショウペンハウエル》

“人間は本当に落ちるところまで落ちると、もはや他人の不幸を喜ぶ以外の楽しみはなくなってしまう。”
《ゲーテ》

“人間は他人の幸せを喜ぶ気持ちがあるとともに、場合によっては、他人の不幸を喜ぶという一面もある。人間とは、そう矛盾の上に生きているもの。”
《尾崎一雄「坂道」》

“英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ。”
《ベルトルト・ブレヒト》

“人間には幸福のほかに、それとまったく同じだけの不幸がつねに必要である。”
《ドストエフスキー 「悪霊」》

 

人の心が生み出す不幸

“人間が不幸なのは、自分が幸福であることを知らないからだ。ただそれだけの理由なのだ。”
《ドストエフスキー 「悪霊」》

“人間には、不幸か、貧乏か、勇気が必要だ。でないと人間はすぐに思い上がる。”
《ツルゲーネフ》

“困難や災難ほど人を鍛えてくれる。富貴、福運は、はじめ味方のようだが、いつか最大の敵となる。”
《スマイルズ》

“何が幸せか、何が不幸か、、、形のあるようでないもの。それはやはり、それぞれの人の心の中にあるものではないだろうか。”
《石井ふく子》

“不運な時に、幸福な時代を思い出すほど辛いことはない。”
《ダンテ》

“人の不幸はほとんど反省によってのみ生まれる。”
《ジューベル 「パンセ」》

“不幸は、大半が人生に対する誤った解釈のしるしである。”
《モンテーニュ 「随想録」》

“どんなに不運な出来事でも、賢人はそこから自分の利になることを引き出す。しかし、どんな幸運な出来事でも、愚か者はそこから禍を引き出す。”
《ラ・ロシュフーコー》

 

不幸に打ち勝つ

“不幸は、これを語ることによって軽くすることができる。”
《コルネィエ》

“不幸から自由であるということは大なる幸福である。”
《シェーファー 「俗人の祈祷書」》

“不幸に対する特効薬はありません。ただ昔からの退屈な忍耐とか、あきらめといった美徳があるのみです。”
《アルドゥス・ハックスリー 「恋愛対位法」》

“不幸に屈することなかれ、否、むしろ大胆に、積極果敢に、不幸に挑みかかるべし。”
《ヴェルギリウス 「イーニード」》

“どうにもならないことは、忘れることが幸福だ”
《ドイツのことわざ》

“忘却無くして幸福はありえない。”
《アンドレ・モーロア「幸福論」》

“いつもあでも続く不幸というものはない。じっと我慢するか、勇気を出して追い払うかのいずれかである。”
《ロマン・ローラン》

“人間は、自分が考えるほど不幸でもないし、それほど幸福でもない。”
《ラ・ロシュフーコー》

“生命の剥奪が不幸でないわけを悟りえた者にとっては、この世になんの不幸もない。”
《モンテーニュ 「随想録」》

“人間は、不幸にありては希望が救いの主。”
《メナンドロス 「断片」》

 

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