幸福になるために
“喜んでおこない、そして行ったことを喜べる人は幸福である。”
《ゲーテ》
“幸福というものは、受けるべきもので、求めるべき性質のものではない。求めてえらるるものは幸福にあらずして快楽なり。”
《志賀直哉》
“幸福を得る唯一の方法は、幸福を人生の目的とせず、幸福以外の何か目的物を人生の目的とすることである。”
《J・S・ミル》
“幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、それが幸福への一番の近道である。”
《トルストイ》
“世の中の人は誰でも幸せになりたいと思っている。それを手に入れる方法が一つある。それは自分なりの気持ちの持ち方を変えることだ。”
《カーネギー》
“人間の幸福は、決して神や仏が握っているものではない。自分自身の中に、それを左右するカギがある。”
《エマーソン》
“自ら訪れた福をすぐに使い切ってしまうのではなく、二、三分のこしておくことによって、そこからまた新しい福が育まれる。”
《幸田露伴》
“万人は自らの幸福を望んでいる。しかし、技術的に一つとなった今日の世界では、自らの幸福を望んでも、他人の幸福を望む心と一つにならない限り、それは何の役にも立たない。”
《バートランド・ラッセル「幸福論」》
“自分を幸福だと思う人が、幸福な人なのだ。”
《ブリュウス・サイラス》
“最も幸福な人々は、幸福だから幸福というだけで、そのほか幸福であるための特別な理由を持たない人のように思われる。”
《W・R・イング》
“幸福な人とは、客観的な生き方をし、自由な愛情と広い興味を持っている人である。”
《バートランド・ラッセル「幸福論」》
“幸せは、何となく肌で知る時が最も幸せである。幸せとは最適の温度のようなものだから。”
《清水雅》
他者との関わりと幸福
“一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ。”
《川端康成》
“我々は、他人に幸福を分け与えることにより、それと正比例して、自分の幸福を増加させるのだ。”
《ベンサム》
“幸福になりたいのなら、まず、人を喜ばせることからはじめたまえ。”
《ブリオール》
“幸福は分かち合うようにつくられている。”
《ラシーヌ》
“我々が幸福になりたいと望むだけなら簡単だ。しかし、人は他人になりたがるので、そうなるには困難だ。我々は他人はみんな実際以上に幸福だと思っているのだから。”
《モンテスキュー「考察」》
生き甲斐という幸福
“どんな世界であってもいい、好きなものを一つ見つけなさい。そして、夢を失うことなく最後まで持ち続けなさい。夢を持ち続ける限り、心も体も若さを保つことができます。”
《小出義雄》
“仕事に楽しみがあれば極楽だが、仕事が義務になれば地獄だ。”
《ゴーリキー「どん底」》
“人間の幸せとは、金でも、地位でもない。転職についているという気持ちで、元気に働いている満足感である。”
《小島直記「一期の夢」》
“自分の仕事を愛し、その日の仕事を完全に成し遂げて満足した。軽い気持ちで晩餐の卓に帰れる人が、世に最も幸福な人である。”
《ワナメーカー》
“一貫して変わらぬ目的をもつということは、必ずしも人生を幸福にするとは言えないが、このような目的を持つことは、幸福な人生のためには不可欠な条件の一つであることは間違いない。”
《バートランド・ラッセル「幸福論」》
幸福とは何か
“急な山を登りつめて頂上に腰をおろす旅人は、ほっと一息入れるのが限りない喜びであるが、もし、永久にそうやって休息していろと無理強いされたら、彼は幸福であるだろうか。”
《スタンダール「赤と黒」》
“緋色のゆりかごの中に生まれて、何一つ望んだことのないような人たちは、生きる幸福がどんなものか分かっていません。荒れ狂う海に漂う板切れのような船に生命を託したことのないような人間に、澄み切った天空の値打ちが分からないのと同じように。”
《デュマ「モンテクリスト伯」》
“幸福な家庭の顔は、お互い似かよっているが、不幸な家庭の顔はどれもこれも違っている。”
《トルストイ》
“人は常に自分の幸福を望むものだが、その幸福を見分けることは出来にくい。”
《ルソー「社会契約論」》
“もし、知識だけを磨いて人間が幸福になれるなら、学問を一生懸命勉強した人はみんな幸福になれそうなもんじゃないですか。そして、学問を勉強しない人はみんな不幸であるべきはずだが、そうじゃないでしょう。”
《中村天風》
“「希望」—-それ自体は幸福の一様態にしか過ぎない。だが、ひょっとすると、現世がもたらし得る一番大きな幸福であるかもしれない。”
《ジョン・レノン》
幸福の居場所
“幸福には翼がある。つないでおくことは難しい。”
《シラー》
“愚か者は、幸福がどこか遠いところにあると思い込んでいる。利口者は幸福を足元で育てている。”
《ジェームズ・オッペンハイム》
“幸福は、ほんのすぐそばに、息を殺して待っている。”
《別役実「街と飛行船」》
“目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいる”
《ジイド》
“幸福であるには2つの道がある。欲望を減らすか、それとも持ち物を増やすかである。そのどちらかでも幸福になれる。”
《フランクリン》
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